明日はきっと晴れ

毎日過ごす中での思いや気づきを綴ります。

学童に勤めて。。。

現在、学童に勤めている。なんだかんだと思うところがたくさんありながらも、もうすぐ勤めて2年になる。

元々、子どもと老人が苦手だと認識しながら生きてきたので、彼らと同じ空間で仕事をすることを想像したことはなかった。

勤めたきっかけは、知り合いに『あなた向いているわよ!』などとそそのかされたのがきっかけだった。ちょうど仕事を探しているタイミングだったのと、人間観察をライフワークにしていたので、子どもたちの調査をすることもかねて働くことに決めた。

 

子どもたちや、一緒に働く職員のことなど日々ネタはたくさんある。学童で、気づいたことや考えさせられること、最近の子育て事情などなどを綴っていこうと思う。

 

まずは、出勤の度に思うこと。

なぜ、うちに通ってくる子どもたちの多くは『おかえり〜』『さよなら〜』などの挨拶をしても返さないのだろう??ということ。世の中の子どもたちはみんなそうなのか??

 

色々考えたが、家でそういう会話がなされていないのではないか、ということと、

親でもない、学校の先生でもない大人にすること挨拶するのが面倒臭いのではないかと。

タイミングを考え、おかえり〜って言われたら、ただいま〜って返すもんじゃない⁉︎

というと、スルーしたり、ふんっという顔をしたりする。だから私はその子の背中に挨拶は

基本のきだよ、とか挨拶はされたら返すと気持ちいいもんだよ!と伝える。

なかなか精神力のいる行為ではあるけれど、私は、そんな言葉かけを続けていくと決めている。家でも挨拶や返事、声かけをたくさんしてほしいという願いを込めて。

 

そして。。子どもたちと話していると、面倒臭い!という言葉がよく出てくる。オモチャの片付けから宿題、掃除など...

 自分が子どもの頃どうだったかを思い出すことを最近よくする。

まあ、時代が違うからといえばそれまでの事なのだが、習い事もゲームもなかなかすることが

我が家では難しかった。あと自分の部屋をキレイにしておくことも当たり前のしていたし、風呂掃除や洗濯物の取り込みなど、家での役割分担があった。

今の子どもたちはとても、恵まれている。けれど不幸だなとも思う。

望まない習い事に行かされたり、便利でキレイな家に住んだり。そして何より、 

親が何でもしてしまっているのだろうと、子どもたちと接していると感じる。

よく見かけるのが、迎えにきた親がランドセルやかばんを持ってしまうこと。

小さいうちから自分の持ち物は自分で扱う、小学生になれば、自分の明日の準備は

自分でする。

自分にまつわる事は、自分で考えて、自分で決めて、自分で行動する!!

これが生きていく上で、何より大事なことと私は考える。

周りの親や祖父母、大人たちは失敗しないように、先回りするのではなく、子どもが自分のそばにいる間に、何でも自分でさせて、たくさんの失敗をさせてあげて欲しい。なぜならそばに

いれば、すぐにサポートができるから。

親が失敗しないように子どもを過保護にしていたら、社会に出ても自分から挑戦できない。

なぜなら、失敗が怖いから。でも、小さいうちから色んな体験と失敗をしていたら、やってみて上手くいかなかったら修正して、またチャレンジすればいいだけのこと!と分かる。

 

是非是非、子どもを近くで見守って欲しいなあと思う毎日である。